2017年12月4日月曜日

ジェネリック薬

    効き目が限られていたとても高価なある薬が,他のガン等にも効果があるということがわかったことから,その価格が徐々に下がっているという事実がある。つまり薬価は厚労省の判断で変更できるわけだ。だから,特許が切れたジェネリック薬の価格がオリジナルよりも低い。ん? おかしくないか? 全く同じ効能を持つならオリジナルの薬価もジェネリックと同じにできるはずではないのか。つまり,開発費(減価償却費)は特許が切れた段階でリセットされると考えていいのではないだろうか。
    しかし,そうなっていない。ということはつまり,ジェネリック薬はオリジナルよりも効能が劣るわけだ。僕が親しくしていた薬局の薬剤師さんもジェネリック薬には疑問を抱いていた。ということで,本気で保険で支出している国庫の金を下げたいなら,ジェネリック薬を推奨するのではなく(安いのはそういったもくろみがあるからだそうだが),オリジナルの薬価を廉く設定し直せばいいはずだし,それができるのが厚労省だということが,前述のガンの薬からわかる。それをしないというのは,政治的な(金の?)ことか?一体・・・