2015年4月30日木曜日

曲がった背骨と普段の注意

    中学生のころ自転車に斜めに乗っているような気がしていた。還暦までまだある折から,ちょっと重労働すると片方の腰の方が痛くなった。先週末,ソファーにだらしなく座ってお神酒をいただきながら TV を見るでもなく,ぼぉーっとして過ごした(んだと思う)のだが,月曜の朝あたりから腰痛である。帰省しても痛いので近所の名医に相談に行ったところ,初の X 線。背骨が下の方で湾曲していた。下の方は椎間板も左右非対称につぶれている。まだ危険ではないとはおっしゃるが,時限爆弾であることには違いない。座る姿勢とか水泳でも足をちゃんと使うとか注意が必要とのこと。また足の筋が堅いらしく屈伸運動も指導されたが,その場で効果が出るのには驚いた。
    ところで昨日,帰省するのに乗った某新幹線。僕は午前中に東京に着いていたからよかったが,午後から停電不通。午前中だったら帰省できなかったどころか,飛行機代金も無駄になったんだろうなぁー。あの会社がそこまで補償してくれるとはとても思えないし。しかも事故そのものについては,先日の電柱事故と同じような判断ミスの可能性。普段からの技術者の仕事に,この会社にも何か不具合が増え始めているのではないか。

2015年4月19日日曜日

まんがから出た・・・

    最近は,漫画が原作の邦画がある。最近観た二つもそうだった。ひとつは薄っぺらかった。もうひとつは,中身は薄いが比較的娯楽性は高かった。逆に漫画が原作ではない邦画一つはちと駄作であったことから,決して漫画原作が劣っているわけではなさそうだ。もちろん,要はカメラ! そして多分シナリオと監督なのであろうが,1800円で安心・安全なのはやはりハリウッドのドンパチ勧善懲悪映画である。頭を使わなくてもいいし。が,しかし,このところ WO**W で海外製作の未公開ものが流されている。暇つぶしにはいいが,後味が悪いものが多いような気もする。が,以前書いたように,そういったものに B 級のとってもいいものもあると考えている。配給会社はどんどん輸入して欲しいなぁー。

2015年4月11日土曜日

鶴丸リカ

どうやら明日,追加注文があるらしい。後輩はトライするとか。

総長に裁量できるか

    先に書いたような文科省の交付金の配り方の改悪に加えて,今度は総長裁量に現在の交付金の 30%を追加するようにという指示があるそうだ。これで交付金は,光熱費だけに消滅してしまうかもしれないとのこと。本も買えない・出張もできない・学生実験もできないという状況が目の前にあるらしい。そもそも,総長一人が予算配分を裁量できるかという問題がある。取り巻きに影響を受けたらもう終わりだし,そういう取り巻きが以前いたという噂もある。米国のような競争社会ではなかったわが国にも競争は必要なのだろうし,公平にする必要は多分無いが,例えばどの部局で何が必要かという判断を総長が,あるいは取り巻きができるとは思えない。私立の単科大学ならまだしも,国立の元帝国大学くらいの規模で,そういう判断が総長にできるとは思えない。申請を部局から出したとしても,その中身を理解して順番を付けることすら不可能だと思うが,どうだろう。逆に,札びらを見せて大学改革をせよというのも下品の極みである。入試改革等,文科省は改悪しかしないつもりだろうか。

2015年4月5日日曜日

大学では自由な研究をしてはいけない

    文科省がまた商業主義を強める。もはや,「地域に貢献」「地域性を持つ」「役所の決めた特定分野」「世界トップ」という特性の中のどの一つにも該当しない教育・研究を,大学ではしてはいけなくなる。国からお金が来なくなるからである。先輩の教授(退職なさってます)が,「どうして全員がスーパーマンでないといけないのかさっぱりわからん」とおっしゃってた。その方はどちらかと言えばスーパーマンである。僕のようなチンピラが言っているのではない。20 年くらい前から「改革」が毎年のように強制され続け,教授は金集めや TV 出演・新聞発表に走り,40 歳で論文数は 100 編を越えないといけなくなってきた。まともに数えると,毎週一編ずつ論文を出している先生(年間 50 編)もいますねぇ。まさに超人です。殺伐とした風景が 20 年も続いていますぅー。