2013年5月26日日曜日

憲法の変更のための足かせ

こんな大きな話題のことは避けるべきですが,素直な疑問があるのですねぇ。靖国神社に行くのには,「超党派」とか言って,党のしばりを越えて集まることができて,国際的な波乱を発生させることには全く抵抗を感じていない人たちが,憲法の変更については,過半数でないとできないだけの,説得力の無い議論しかできないということなのでしょうか。自信があるなら,それこそ「超党派」で 2/3 なんてすぐでしょうに。やはり,変更に自信が無いのでしょうねぇ。

2013年5月19日日曜日

留学ってそんなに必要なことなんですか?

よくわからない。日本人学生のレベルは降下一方で,エリートになれる人材はきっと減っているのに,留学を増やすことが何かの改善になるのだろうか。よくわからない。それとも,国内ではろくな人間は育たないということを政府は言っているのか。そういえば,著名民間会社のエリートのほとんどが米国(例えばケロッグ・・・呵呵)で MBA を取得させられると言うねぇ。
逆の留学の話もある。つまり,日本人が駄目だから留学生を学部定員の半分くらいにせざるを得ないのではないかというのだ。某学科がそういうことを言っていた。そりゃね,研究をして論文をたくさん出すためには日本人学生は頼りにならんのでしょうね。研究第一主義を間違って解釈するからそんな発言になる。しかし大学ってのは教育機関であって,そこで日本人を(いかにレベルが低くなっていても)育てないなんて,どういうことなんだろうねぇ。僕が昔いた米国大学の学部の評価は非常に高い大学なんですが,大学院(博士)には進学しない。大学院は見渡す限り留学生ばかりだった。今もそうなのか。そうでないんじゃないか。米国もそういう事態はおかしいと思っているはず。
米国の教育システムとの違いがとても大きいにも関わらず,根本的な制度(取得単位数等)の変更をしないまま,いくら quarter 制度とか GPA 制度とかを,闇雲に(全く形式的に)導入しても何もならない。TA 制度だって,結局は今でも失敗したままではないですか。国も全く支援してくれないし。何もよくなってないよ。今の僕のいる所では,こういうことをしようとしているんだが・・・いいのかなぁー?

2013年5月12日日曜日

下品な教授

そういう人たちの考え方がようやくわかってきたような気がする。例えば何か規則があったときに,それを「利用する」方向で自分のため「だけの最大限の利」を得ようとしているようだ。その当該規則が作られた本来の目的・目標は全く考慮の対象ではない。というよりも,それを知ろうとはしない,知っても関係ないから無視する。それに合っているかどうかには,全く興味すら持たない。あるいはその目的を理解できないくらい頭が悪い教授であり(信じられないだろうが)少なくない。そして,例えば執行部がそういう規則を作ったのであれば,その目的は何であれ,それを自由に自分の利の「ためだけに」利用できるとするのが,僕が呼ぶところの「下品な教授」の行動であることがわかってきた。そのような個の行動のために迷惑をこうむる組織のことは全く念頭には無い。あたりまえだ。自分のことだけが優先されて,それだけが大事だからである。そういう教授には,早く出て行ってもらいたいものだが,なかなかそうは問屋が卸してくれないのは大学の常である。え? 僕のことかって・・・

2013年5月4日土曜日

大きな空は有難し

米国留学中に図書司書さんだったと思うが,日本語の「ありがとう」とポルトガル語の「オブリガード」は同じだとかいった論理を説明してくれた。英語での会話だったこともあり全く理解しなかったのであるが(呵呵),もちろん,まさか! である。ネットを眺めてみたところ,どうやらオハイオで言われている説らしい。そうそう,中西部の人たちの中には,くしゃみをした人に `God bless you!' ではなく `Gesundheit' と言ってくれる人がいる。そして,これが英語だと信じているらしいという,面白い説もある。
さて,ピアソラのタンゴに「ブエノスアイレスのマリア」という,とてもいい曲がある。あのクレメル達が復活させた曲なんだそうだ。その途中の歌詞に「でかい空」と聞こえる部分がある。どういう意味なんでしょうねぇ。ちなみに,以前も書いたかもしれないが,スペイン語で `See you tomorrow!' は「あした間に合わない!」だ。