2015年8月30日日曜日

某コンペ

    平野っていう審査員の言ってることが正論。コンペに出して変更するってのは,随意契約と同じで真っ黒に近いように感じるのだが,これが普通なのでしょうかねぇ。じゃ,コンペティションってのは何? 似てしまったら,取り下げるのが筋。単純なものは似てくることなんて常識だろうから,それに気を付けなかった方がダメでしょうねぇ。論文に使う図と同じですぅ。変更したとしたら,それはもう官民の談合でしょうねぇ。

大学教員の仕事とは

    新聞によれば,国内の多くの大学で,はっきり言って学生に合わせた改革をし続けているようだ。教員は果たして疲弊していると確信する。専門学校や高校の卒業生を,大学卒業生よりも大事にしてもらう風潮は生まれないものなのか。かつて大学が大衆化する前(実は僕は大衆化したあとの世代らしいが)は,エリートの育成場所だった。研究も,実学とか産学協同等とは無縁の,もっと高い理想からの(そうでないのもあったには違いないが)ものだったと思う。今や,卒業後すぐに役立つ能力を卒業時に与えることを強要され,研究も「いますぐ役立つ(先日,修士入試の面接に出たが,教員<僕はそいつを馬鹿だと思っているが>からも,それは何に役立つの?という質問が出るくらいだ)もの」であることを要請される。
    10 年以上前から,大学では「改革・改革・・・!」という言葉が乱れ飛んで,研究どころではなかったというのが現実ではなかったか。今の文科省と世間は,大学をそういう場にしたいと思っているらしい。大学を専門学校化して欲しいらしい。うぅーん。本当にそうなのかなぁー。

2015年8月23日日曜日

教育に統計解析を

    という本があると書評欄に出た。僕の一番苦手とする「統計」「確率」だ。大学受験のときの数学 3 問のうち「3. 確率」は白紙で出した。この本,費用対効果という,僕が一番嫌いなものが中心にありそうだ。
    冬学期の学生による授業評価が戻ってきた。ある科目で大学に近い広瀬川に架かる橋梁の調査報告書を(先輩の先生の真似をして)宿題にしているが,それは試験を受けるための必要条件としていて,成績には加点せず,よほどの手抜きがある場合には減点すると,講義の最初に説明している。が,これを評価して欲しいという意見が出た。なんでもやったことは評価されたいのだろうか,ポジティブであれネガティブであれ。冷たい社会だねぇ。日本らしくないねぇ。やった苦労(費用)に対してすべて効果的であって欲しいのかねぇ。いまの小中高校での成績評価はそうなっているのだろうか。努力は報われる?まさかねぇ。人が見ていようと見ていなかろうと,いいことをやってればいいのが人生だ。震災のときの TV CM に繰返し流される有名な詩人の訳のわからない言葉があったが,人の目の前でいいことをやれという内容だったかと。保険とか授業料ってのは,効果が出るかどうかわからないことに賭けているんだと思っているのだが。そしてその効果は,賭けた本人の行動次第で現れるものだと思うのだが。

2015年8月22日土曜日

づけ肉まん

    九州文化が果たして西の文化かどうかはわからんが,西と東の文化の違いはかなりある。前にも書いたと思うが,「肉まん」って全然美味しそうではないのだ。やっぱり「豚まん」だ。また「づけ丼」というものは食べたことがないが,これも美味しそうではない。「づけ」っていう発音がまず美味しそうではない。実は品が無く聞こえるから不思議だ。個人的な嗜好なんだとは思うが。ま,魚一般があまり好きではないのも理由かもしれない。また関東では「お新香」と呼ぶらしいが,「漬物」の発音は「つけもの」だなぁ。「味噌汁」もちょっと品が無く感じるので「お」くらいつければいいのだが,これも「御御御つけ(おみおつけ)」かなぁ。丁寧すぎ? 僕は通常「おうどん」と呼ぶのであるが,以前女性の友人から「お」は付けるなと言われたなぁ。「おいなりさん」だしね。そういえば「おつけもの」だなぁ。なんでかなぁ。僕だけ?

2015年8月14日金曜日

予防医学会はあまり好きではない

    確かに効果はあるだろうが,そんなに偉そうにするほどでは無いのではないか。職場では毎年定期健診があるが,一人は直腸ガン末期で肛門を失った。一人は肺がん末期が定期健診で見つからないまま発見され,半年で天国に行った。僕は幸いなことに,その検診の結果,循環器内科に通院すると同時に,毎年の夏休み宿題で大腸ポリープ採集をしている。さらにこの 2 回の大腸検査時に,内臓ガンのマーカー検査と肺の CT スキャンをしたところ,前者は問題無かったものの,肺ガンのようなもの(今のところ 1 年くらいでは変化が無いことから高分化腺がんか何からしいが,ま「よく見つけたねぇ」と別の医師もおっしゃった)が見つかって,呼吸器内科通院も追加された。定期健診で見つかったものであり,特に(生活習慣病ではなく)僕に過失があるとは思えないが,組合からは「医療費を使い過ぎだ!」というお叱りの手紙が毎年届き,その度に頭に来ている。呵呵。
    こういった状況を鑑みるに,血液マーカー検査および内視鏡・CT 検査を少なくとも人間ドックなりで必須にすべく,廉価化する努力をその予防医学会はすべきではないかと感じる昨今だ。同僚も人間ドックに行くらしい(僕は行かない。知り合いの中に,人間ドックに行った健康体が翌日死亡した例もある)が,内視鏡検査も CT も無く,胃は相変わらずバリウムらしい(僕は小学生のときに実験台として飲んで「おいしぃ」と言ったらしい,呵呵)。胸の写真は,定期健診とは違って一応は大きい版なんだろうと思うのだが,マーカー検査も無いのではないか。少なくともマーカーについては,定期健診に入れたらどうなんだろう,何が障害なんだろう,たった一本試験管を増やすだけなのに,と思う今日この頃である。

看板の英語

    鹿児島市営プール前の国交省の国道案内看板。ずいぶん前だが,「警察」の英語表記が `police headquarter' になっていたので,ま,同業者でもあることからメイルで修正依頼だけはしておいた(返事不要と書いたこともあってか,返事は無かったが)。これは,いつからかは覚えてないが正しくなっている。先日,仙台駅に行くために乗った某私営バスの車内料金等表示盤を眺めていた。次の停留所が動物公園になったとき,英語表記が `Zoo Logical Park' になった。これも返事不要と断った上で,駅ビル内からメイルをしておいた。果たして今は修正されているのか,その後乗ってないのでわからない。修正する手間がたいへんそうなのを考えると,もう少し注意深く案内盤等は作るべきだろうなぁと思うのである。

2015年8月11日火曜日

メイルはウツ

    普段から気になっていたのに,ようやく思い出した。電報って死語だと思っているのだが,どうしてメイルを若い人が「打つ」のだろう。スマートフォンの指の操作を打つと呼ぶのか?よくわからん。メイルは送るものだ。昔下宿してて,電報を受け取ったことがあると思う。何をどうしてだったか覚えていない。たいしたことではなかったような気がする。キーボードを「たたく」のが「打つ」なのか。確かにパーソナルコンピュータの前にいるとウツにはなるが,そういうことなのだろうか。質問に何でも「そうですね」と答え,朝からの挨拶が「お疲れ様」である若い人達の気持ちが全く理解できない昨今である。やっぱ,早々に辞めるべきなのだろう。

2015年8月10日月曜日

かごんまの女性

    プール帰りの午後のバス,最後部に座っていた。買い物帰りと思われる女性が 20 名ほど。次のバス停でさらに 3 名ほど女性が乗ってきたが,最後のお年寄りが入ってすぐにこけてしまった。その瞬間っ!後ろ半分に座っていた 10 名ほどの女性のほとんどが腰を上げ,2 名が駆け寄った。僕は「あっ」と思って前の背もたれをつかんだだけだった。運転手さん(男性)も僕と同じくらいのタイミングでの声かけだったなぁ。さつまおごじょはすごい!

鹿児島はやはり亜熱帯

    昨日のスーパーマーケット買い物。昨年から小型家電のリサイクルボックスが設けられていて便利である。が,そこにクロアゲハがとまっている。二重自動ドアの間である。そういえばアオスジアゲハも今年は目撃した。あちこちで蝶は飛んでいる。ここが仙台と大きく違う。仙台では蝶が飛ぶ間もなく一ヶ月前あたりからトンボが舞う。昨今の気温は両都市で,それほど違いは無いが,蝶は北には拡がってないのであろう。サメは北上しているらしいが。

2015年8月4日火曜日

説明したらなんでもあり

    説明責任という言葉が流行ったころからか,説明という言葉が間違って使われているのではないかと思う。説明が十分なら,相手が全く納得しなくても実行していいと思っているのではないか。少なくとも今の政府は・・・大学でも同様なことが多い。100 名を越える教授を抱える研究科で,20 名ほどの代表者に「説明」しただけで,各関連委員会で否定的な意見しか出ていないことであっても実行されてしまう。今流行のカタカナ・ローマ字言葉の中に PDCA サイクルというのがある。この A には,Abandon を積極的に取り入れるべきだと考える昨今である。

2015年8月3日月曜日

さつま狂句

    前にも書いたと思うが某国営放送局の「さつま狂句」の番組である。講師と女性アナウンサーで,投稿狂句を紹介・改善・追加するのである。講師はさつま語を使う。アナウンサーは共通語である。まず面白いのは,次の募集のお題の表記と発音。画面には「共通語(さつま語)」で表示され,彼女はまずさつま語で発音したあと共通語で伝える。狂句も,共通語と発音の違うものはきちんとルビを振らなければいけない。またその発音で語数を数える。共通語は禁止である。講師とアナウンサーのやり取りは異なる言語同士で続くのではあるが,さすがに急な対応に対しては彼女もついさつま語(少なくともイントネーションは)になってしまうところも興味深いのだ。実は民放にもさつま語をふんだんに使う番組がある。しかし東北仙台の番組では,ここまで地元語を使う番組は無い。鹿児島人はフランス人なんだろう。