2017年2月23日木曜日

知的財産権

    まだ週末ではないが・・・かつて,標記に関する科目を提供すべきと最初に提案した学科の某教授とその部下が著者として,学部の同窓会誌にある工学部共通行事についての報告を投稿している。ここ数年毎年である。しかし,彼らは最初の数行を書いただけであり,その他の 2 ページ分は他人(各学科の担当者)の文章である。今回我が学科分の執筆を僕が担当したので,ま,僕からの批判(嫌味)の意図は伝わるだろうなぁと(甘かった!),自分の文章の最後に「文責:何某」と書いておいた。しかし完全に無視されていた。建前ばっかりで,うるさいばかりで,実は何も考えていない理屈ばかりの輩なのだろう。

2017年2月18日土曜日

トホホ・・・小学校の英語教育は必要

    朝*新聞の新指導要領案の記事にある例文。`I'm a Big Wolf.Gulp' と `Zzz.What a big snore' だ。このトホホな記者には再教育が必要だ。単語の頭文字が大文字で,ピリオドの次に空白が無いし,どちらも最後にピリオドすら無い。これは昨今の学生のほとんどが同じことをする。どうせまた,筆記体は教えないんだろうなぁ。でも小学校から `Gulp, Zzz, snore' かぃ? こんな英語を教えるのかぁ。`This is a pen.' よりマシってことか? つまり口語ってことか? やはり,どっちにしてもトホホかもしれない。

2017年2月12日日曜日

米軍からの研究資金

    ようやく新聞に出た。まるでスクープみたいだったが,誰でも知っていることだ。配っている組織にいる友人から聞くと,東北大学は積極的なんだそうだ。著名な尊敬する大先生もおっしゃっているが,軍事と全く無関係な工学研究はそれほどあるとは思えない。その基礎のところは常識を超えたアイデアが必要だから大学人は興味がある。軍は直接はそういった基礎研究はできないから,基礎研究をサポートして,その中の 100 個のうちの一つでも,何かしら現場(軍のである)で役立ちそうなものを得たいわけだ。前にも書いたと思うが,僕が米国のある先生に支援してもらったときの研究費は軍であり,その研究題目は `On composites' だ。何をやってもいいわけだ。そのとき,僕以外にも複数の日本人がポスドク対応で訪問していた。
    と,ここで,今この件を問題視している人に聞きたいのだが,米国の先生と共同研究をするときに相手の資金源が軍だとやっちゃいけないのだろうか。また米国の先生のところにポスドクで行く場合,やはりその資金源が軍だと行ってはいけないのだろうか。PhD の奨学金を軍からもらった学生は日本の大学では雇用してはいけないのだろうか。
    が,我が国の軍のやり方はやはりおかしいのである。テーマを軍が決めること自体がまずいわけだ。懐が小さい(つまり金が無いということだが)からだろうか。