2012年4月22日日曜日

英語が小学校で始まるぅ

ハンバーガーのあのパンのことを TV ではよく「bang-zoo」と呼ぶようだ。綴りは `buns' らしいのだが・・・よくわからない。大売出しの `Now on sale' の「オン」もとても大きな声だ・・・よくわからない。小学生用の予備校でしゃべる教科書が `Can you lend me yours?' と言っているらしいのだが,この `me' 以降がよく聞こえない。僕の英語力はその程度だ。`Can I borrow your なになに?' ではないのだろうかと思いながら・・・30 年前にここに来たとき,先輩の先生(複数)が「新幹線のアナウンスの英語版の一番最後は何と言っているのか」と聞いてきた。お二人とも海外出張もなさる世界的にも著名な学者先生である。`thank you' と言っているだけなのだが。
こういうところが,あと 10 年もすると改善されるのだろうか。ならいいのだが。

2012年4月21日土曜日

入試問題の答を公開してはいけない・・・のか?

資格試験問題の解説本を書いた人が警告されたようだ。拡張解釈すると,入試問題の答を公開してはいけないとも取れる。が,作題者ではなく,予備校等で出しているのは合法なのだろう。実は僕は自分の講義ノート(ネットで公開)に,ある試験の解答を完全収録している。これは,構造力学教育および勉強や教科書への批判のためにしているのだが・・・ちなみに,3 月 17 日の新聞(宮城版)に掲載されている『院試前に「有利な」問題』という見出しの記事に出てくる「50代男性教授」は僕ではないよ。
が,しかしである。宿題や定期試験の模範解答を求めるのはやはり止めてくれないだろうか。そもそも良い問題(と自慢できるほどのものではないが)はそんなにたくさんは考え付かない。そして自分で考えるのが大学での学生さんの仕事であり,それでもできないのは実力だからだ。僕も学生時代の講義ノートにある宿題や課題を今見ると,答がわからないものが少なく無い。しかもだ! 先日,大学院@米国の試験問題と僕の答案が出てきた。読んでみた。どうしてこんな難しい問題が解けたのだろう・・・と思うくらい,もう理解できない。そんなものだ。高校までの何でも解ける・解き方がわかるという教育もどこかおかしい。全員が理解できる教育なんて中学校以上では無理では?

2012年4月8日日曜日

津波対策施設は津波では壊れない

相変わらず津波対策の図(新聞などの素人用)には,海岸から離れたところに盛土をして住宅地を・・・という絵がある。
今回の仙台の被災原因を見てみよう。ほとんどが津波だろうが,もちろん地震動で壊れたものもある。我が大学の「建築の学科」が入った「建物」が代表だ。呵呵。しかし市内を眺めると,斜面の住宅地にも壊滅的なものも多数ある。原因は津波じゃない液状化でもない。それが盛土部である。地震のたびに,例えば高速道路の盛土部が崩壊している。それを我々は知っているはずになっている。なのに復興計画は盛土だ。
うぅーむ。また 500 年後くらいに大きな津波が来るのだろう。そして,二重三重にはりめぐらせた対津波構造が津波の遡上を小さくあるいは遅らすことができるだろう。しかしこの盛土部の住宅地では,津波からは全く影響を与えないまま地震動ですべりや地盤沈下が生じて,また問題になるのかもしれない。人の力には限りがある,土木技術はある決めた確率で安全性は保証できない,という重要な二点を再確認した大災害の直後も,考えることは安直なことばかりではないのか。精度という観点から見れば,土の挙動なんてほとんど何も予測できないのとちゃうの。

2012年4月7日土曜日

トイレは*号車にあるって・・・わからない

JR 新幹線で,車掌さんによっては前後のことを付け加える人がいるものの,車内電光掲示板では号車のみの表示しか無いトイレの位置。とても不親切だと思うのだが,長年,このままである。
子供の頃クイズのような本で,あるおじさんが孫か誰かに「君の好きな絵本の 5 ページと 6 ページの間にお小遣いを挟んでおいたよ」と悪戯を言うのがあった。どこが変かおわかりですか? かなり嗜虐的なジョークではあるが,その話の筋は全く記憶にはない一方で,このページの記述は何故か鮮明に覚えている。出版の仕事を手伝ったときも,書籍は 4 あるいは 8 や 32 ページの倍数でできていることを知って面白いと思ったことがある。ただ両面印刷のページ配置は未だに即答できないが,面白い。
かなりの人間にとっては常識だと思われることも,実は老人や子供には全くそんなことはないことは多い。確か内田樹氏の表現だったと思うが,常識というのは数世代前からの連続したものを指すべきだというのがある。昨今の若者が仲間うちあるいは同世代だけの共通理解を常識と思っている間違いを,批判したものだったと記憶する。その常識ほどは生活に影響を及ぼすものでなくとも,ちょっと親切にしたらわかることは省略すべきではないと思うのだが。

2012年4月1日日曜日

政治家にはもっと頭がよくなって欲しい

首相の国民公選制・・・民主党を選んだ国民の愚を,国のトップに対して繰り返そうというのであろうか。理解できない。
先週は九州自動車道を古賀から鹿児島まで,ご先祖様五体道連れで走った。やや春を感じられる風の強い中で,初めての道路の運転であったが,快適なドライブだった。今年の春は遅いのか。