2017年11月9日木曜日

小中学生の朝昼の挨拶

    小学校と中学校が二つずつある住宅団地に住んでいる。朝のゴミ出し時あるいは昼間の買い物時にすれ違う小中学生が声を立てて挨拶をする。もちろん僕は知らない児童・生徒達だ。また路地から大通りに出るところの歩道で小中学生に道を譲ると,渡ったあと振り返っておじぎをする。仙台でもほぼ同じ規模の住宅団地に住んでいたが,10 年くらい前までは近所の小学生は声を立てて挨拶をしてくれた。ここ鹿児島では今でもその習慣が小中学生の中で続いている。20 年くらい前に高校担任が還暦を迎えたときに訪れた母校の廊下でも,すれ違う生徒は全員会釈をして通った。ん,待てよ。自分が子供のときには知っている大人には会釈をしたが,誰にでもという挨拶はしなかったような気もするなぁ。
    問題は・・・全員が挨拶するわけではないということだ。だんだん仙台みたいになるのかもしれないが,ほぼ全員がしてくれるんだったら,こちらから挨拶をしたいと思う。ただ米国のような `Hi!'(自分は危害を加えませんよぉ)みたいな挨拶じゃなくて,‘おはよう!’(今日も勉強しようね,行ってらっしゃい)みたいな挨拶だ。でも現状で,こちらから声を掛けると「あ,知らんじぃさんが挨拶してくれちゃったよ」と(悪意は無く)困る子もいるだろうなぁと,遠慮している昨今だ。