2018年3月3日土曜日

現場が?

    一般社会が「現場」と呼ぶ場所にはチェック機能が無いということか。現場が一番安全確認をしない限り土木工事は進まない。機械系は違うんだろうか。昨今の機械系学科では,材料力学や破壊力学といったやや古典的なことを教える場が少なくなっているのかもしれない。そもそも技術者が応力集中・応力拡大という概念を持ってなければ,横に設計図面が添えてあっても削り過ぎるのかもしれない。土木でも教える範囲が増えて,力学教育は軽んじられているように感じる。技術者が不足する上に,その能力も下がってしまってはとても危ないのだが,現場では実際それを心配しているらしい。役所もすごく心配している。既存の知識を十分には持ってない人が新しい技術開発ができるはずもない。