2011年7月2日土曜日

味には全く自信は無い

こんにゃくを冷凍したことがある。煮物を日曜日に作ってちょっと不安だったので冷凍したのだが,「こりゃ何?」という物質になる。知らなかったからだが,友人に報告したところ「そういう別の食べ物だと思って食べなさい」ということだった。なるほどである。
随分前だが,Y 屋の牛丼弁当を学生さんが買ってくるからというので,一緒に頼んだことがある。ちょっと遅くまで仕事をしなければならなかったからだと思う。そのときが初めてであったが,食べて「牛肉が入っているの?」というのが第一印象だった。以来,二度と食べたことがない。これもまた別の食べ物なのだろう。しかし世間ではかなりの人気があることから,この味と舌触りなりが標準なのだろうとは思ってはみているのだが,僕には受け入れられなかった。
シカゴ美術館の中庭のレストランにはローストビーフを挟んだフレンチディップのパンがあったと思うが,これがうまい。しかし,日本人の友人は臭くていやだと言った。肉の味とえぐさだと思うのだが。日本の和牛が出される高級レストランの牛は,この肉さ! が無いように思う。豆腐のように柔らかいし,えぐくない。しかし,それが現代の日本人の嗜好らしい。