2011年6月26日日曜日

時計をもどしたら

エナジ・セイビング・タイム,いわゆるサマータイムであるが,我が国は戦前に失敗したというのに,その同じ方法をやろうとしている企業がある。諸外国のサマータイムは時計そのものをある週末に一時間進めて始まる。我が国がやったことは,時計はそのまま,9 to 5 を 8 to 4 に変えた。もちろん失敗である。だって,11 時にランチをしたいと思うか? と,ちょっと立ち止まって考えればいい。お昼はお昼だ。
これだけ電子時計が増えたのであれば,時計を一時間変更するのは簡単だ。学生さんは大喜びなはずだ。というのも,授業が終わってから(仙台でも)夜 8 時まで戸外でテニスができる,サッカーができる(放射線が飛んでこなければ)。朝,少しだけではあっても暑くなる前に起きることになる。電気使用の削減に効くかどうかはわからない(どうでもいいのである)が,時計を変える本物のやり方を試行する絶好のチャンスかもしれない。ただし,秋にはすごいインパクトがある。時計を元に戻した次の月曜の夕方退社時・・・突然真っ暗になるのだ! しかし冬を強く感じることができていいかもよ。