2011年1月29日土曜日

上位互換

MS 社の OS を仕方なく用いているが,どうも MS 社を好きになれない。自分が中心にいるという尊大な態度があまりにも見えてしまう。昔,出版も含めたフォントは MS 社のものを標準にしたいと言っていると聞いたことがある。歴史のある芸術作品を,ポッと出の digital 粗悪品で置き換えようというのだ。どういうつもりなのだろうと思った。その後どうなったのかわからないが。
また,文房具ソフトがあるが,バージョンが上がると古いファイルの機能が継承されないと聞く。またマシンが変わると出力が違ったりするということも聞いたことがある。開発 B 言語も version 6 ではそれ以前と全く異なってしまっている。特に描画機能等がそうだ。だから自作のソフトのバージョンを上げるのが自動変換でも困難(もうほぼ不可能)になる。
そして最近とんでもないことが発生した。いつものように security のために,気にせずに W Update を実行してしまうことによって,ブラウザ(僕は 6 だが最新の 8 でも同様)がとんでもないことになるのだ。JIS 漢字コードで書かれたウェブページが,場合によって(charset を設定し忘れるたとき)は全く文字化けが直らない。charset が指定してあっても再読み込みが必要だ。ブラウザの漢字エンコード設定が「日本語(自動選択)」に固定できない。そして,それが『仕様』だとのたまうのである。元々は漢字は JIS 標準であったという歴史そのものを無視してしまうのである。
ひょっとして技術力が低いのだろうか。M という OS では,まだ「りんご」だったころから,ファイルの属性はファイルヘッダを読むことによって判別し,拡張子といったものでは左右されないようになっている。拡張子はあくまでもユーザの便宜のために使うものだ。しかし MS 社の OS では,拡張子を変更してしまうともう駄目・・・フゥーッ! なんじゃこりゃ,である。その MS のソフト限定で論文投稿受理をしている日本の土木学会はとんでもない組織なのである。