2011年1月16日日曜日

人生の先輩にちょっと聞けば

面談のアポイントメントをとった学生がそのときは来ず,後日変更の電話をしてきた。でも,連絡してきただけまだとってもましな学生なのであるが,「すみません」とか,嘘でもいいから「友人と議論しててころっと忘れて」とかの言葉は無かった。「忘れてしまったのですが,どうしたらいいですか」である。ま,そんなものです。これでもまだ本当にましな方なのです。面談の態度はそこそこよかった。先輩とか,近所で世話になっているお店のおやじさんとかに,ちょっと聞いて対応したらすぐに 100 点満点になるのに・・・と,自分の過去は棚に上げて書いてます。
専攻長には知人以外から手紙がいくつか来る。身分としては助手レベルのある機関の方からの手紙が「前略・・・草々」だったことがある。文中の表現もかなりまずかった。事務室に行って,室長さんとかお姉さん達にちょっと聞けば恥をかかなくて済んだのに。そういえば,教員の中には事務職員を下に見ている人がいますね。逆に,教員に挨拶しない事務職員も本学には多数いますがね。きっと,東北地方で一番偉い役人の一人だと勘違いしているのかもしれません・・・おっと,脱線しました。「年の功」というのはたいていは当たっています。かく言う僕も知らんことはたくさんあります。
ごく最近,就職係をしていて学生の推薦状が必要になったものの専攻長秘書が休暇中だったので自分で対応した。その文面を初めて見てあれ? とは思ったものの,時間がなかったのでそのまま出したのだが,事務室で公印をもらうときに教務のお姉さんが「せんせ! これ本当に出したの? ちょっとまずいんじゃないの」と・・・。お姉さんも助言できないということだったので,おやじに案を示して書き直してもらった。ほんのちょっとしたことなんだが,それで戦争になることだってある・・・Klingon との間のように・・・かもしれない。