2010年10月3日日曜日

何でも略す

随分前に大学の略称で UCLA というのが有名になった頃,UTYO (UTKY?) とかに略したとんでもさんがいたらしい。本家では NU だったりするのではあるが。そのせいか,語呂がいいからか,特に最近何でも 4 文字か 4 音節程度に略される。ここ周辺で並べてみると,「仙スタ(仙台 Stadium)」「ユアスタ(ユアテック Stadium 仙台)」「K スタ(クリネックス Stadium)」「スタコラ」「仙クラ(仙台 Classic[al] Festival)」「ボンクラ」。仙台には「ジャズフェス(定禅寺 Street Jazz Festival)」ってのもある。風邪に「インフル」「タミフル」。そういえばコンサートマスターも「コンマス」だし,「メンコン」ってな協奏曲もあるねぇ。会話ならともかく新聞もこうなる。レイアウトを楽にするためか。仲間内だけが通じればいい(コンマス・メンコンがそうだった)という大学軟派サークル的文化なのかもしれないし,日本語がほぼ一文字一音節なのがこうさせるのだろう。長くて有名な一音節の英語の単語は strength だそうだ。
大学人が使うのを今のところ聞いたことは無いが,社会人博士課程学生などの発言では「パラスタ」「アポイント」というのもある。前者はスタジアムではない。後者は多くの人が本当のスペルを知らないかもしれない。もうすぐ大学人も使うようになるんだろうなぁ。ビールの TV CM にも「プ*モル」というのがある。何なのか興味の無い人間には理解できないから,広報になっていないのではないか。
こういうのを four-letter word と呼ぶ,ってのは真っ赤な嘘だが,品が無いように感じられるところが共通か。僕は早口だそうだ。きっと略語をあまり使わないからかもしれない。