2019年9月7日土曜日

消しゴムのカスは努力の証

とはどういう意味だろう。受験についてらしい。大学院修士あるいは卒論あたりからは消しゴムは使うべきではないと思った。職に就いてからの30年余り,消しゴムは紙サックから出ている 5 mm ほどの部分の 2 mm くらいしか減っていない。間違いを二度と見ない態度というのは,前進を阻む可能性もある。最近の TV CM を見ていると,タブレットで問題を解いて×(これがチェックマークなのもダメ!)が付くと,もう一度回答できる。〇をもらえるまで学ぶのがどうやら公〇式らしいと聞いたこともある。何か間違っていると思うのだが。間違いは間違いとして覚えておく必要がある。可能ならその理由も含めて。小中学生はその理由を覚えることは困難だろうが,高校以降はそれができないと正しい研究はできないのではないだろうか。