2011年8月28日日曜日

中学校の放射線教育と性病教育

中学校の「理科」で放射線のことを教え始める(復活する)そうだ。ただ,TV に出た中学校教師曰く「どのくらいで悪影響が出るのかわかれば」・・・トホホだ。専門家でもわからんことが,中学校教育くらいでわかると思っているのだ。今問題になっている濃度は微妙な範囲だと TV でも言われているのにだ・・・本当にトホホだ・・・あるいはそれを期待している。そんなことせんで,広島と長崎に生徒を連れて行って,原爆で何が発生して人体に何をするのかを一度見せれば済むのではないか。誰もが嫌いな「理科」でそんなこと習ったって,興味も持てないだろう。どのくらいで悪影響が出るのかすぐにわかる性病教育ですら,このざまなんだから・・・
キューリー夫人のことは教えないのだろうか。X 線も教えないでレントゲン検診を受けさせているのだろうか。StarTrek で,データ少佐が壊れてある星に降り,放射線物質に対峙するストーリー等は,今の日本人の大半が理解できないというのだろうか。驚きである。困ったことである。