2018年7月30日月曜日

日大アメリカンフットボール部第三者委員会

    いやぁ,驚いたのなんのって。本日の報告説明会における説明者背後のスクリーン表示だ。pdf ファイルなのは,ま,いいとして,全画面表示になってないのだ。弁護士ってのはこのレベルなんだろうか。左側の人は若いように見えるのだが,こういったことには音痴なんだろうなぁ。
    海外における国際会議の発表で pdf は少なくはない。もちろん全画面表示だし,複数のファイル・ページのジャンプやリンクを使う。我が国のように,スライドのことを某社のソフトウェア名称で呼ぶようなことはない。我が国ではそのソフトウェア利用が多いが,使い方が下手だねぇー。僕は pdf だが,ソースは LaTeX だ。当然,全画面表示だ。
    我が国ではワードプロセサによる文書も商品名で呼ぶ。スライドもそうだ。表計算もそうだ。ワードプロセサのソフトはそこそこよく出来ている。半角と全角の間に自動的に版下の規則に沿った適切なスペースが入る。ただスライドと表計算のソフトウェアのテキストボックス内にはその機能が無い。しかも,教職員も学生も発表会や資料にはこの二つを使うから読みにくいのだ。スライドと表計算のテキストボックスにも,きちんと全角半角間のスペースを自動で入れたり,禁則処理もちゃんとして欲しい。スライドで句読点が左端にあるのは毎年のように卒論・修論で見せてもらえる。これが気にならない学生の心が理解できなかった。