2018年4月7日土曜日

中高生の英語力伸びず

に対して朝○新聞上で,再度鳥飼女史が「読む力不足」を訴えてくれた。コミュニケーション能力重視に対して,同女史は 2010 年にも同紙で批判をしてくれていた。大学の輪講(死語か?)で単純な構文が読めない学生は半分以上という印象を持つ。また「話す」とか「聞く」という力を重視したにもかかわらず,未だに冠詞を前の文章に続けて読むのだ。例えば `This is a' で息継ぎして `pen.' となる。the も同じだ。だから「ザ」なのか「ジ」なのかの発音の区別が自然にはできないのだ。いつも「ジス イズ ザ」「アプル」となるのだ。このように中等教育現場の英語教育は 50 年以上改善されていない。この成果を踏まえたとしても初等教育で英語を必須にして「話す」「聞く」を重視して,果たして・・・という研究は誰かしないのだろうか。