2016年1月24日日曜日

我が大学の我が学科の英語レベル(読み)の低さ

    数学の授業で配る資料は英語だ。もちろん手抜きだからだ。なぜなら,この授業は留学生対象を兼ねていたからだ。そのころは,講義もすべて英語で,教室で日本語は一切使わなかった。だから学生による授業評価は最低。「英語でやるな,意味が無い」とまで書かれた。『大学の教育方針に口を出す権利はお前みたいな奴には無い』と回答したかったものだ。しかし今は教室では日本語だ。しかし,10 年以上やってるが今年になって初めて,学生による授業評価の自由記述欄に,資料が英語であることの苦情が書かれた。うちはその程度だということだ。嘆かわしい状態である。
    コミュニケーション能力というのは決して英語によるそれであるとは全く思っていないのは何度も書いたが,たった 20 ページの,しかも授業のあとに復習として読めば,式が並んでいるんだから,数行に一回辞書を引けば中学生でも理解できると思う。そこで勉強しておけば 4 年生のゼミで楽になるのに。しかし,その資料が困るんだそうだ。我が大学の我が学科のレベルはその程度らしい。ここで言う能力は読解のことである。6 年も中等教育で勉強してきて,日本人が書いた英語がわからんのか。おっと,そうか,僕が書いた英語だからダメなんだな。やはり native に書き直してもらわんとダメか・・・トホホ