2016年1月10日日曜日

当たり前のことができない大学教員

    研究科の研究倫理推進責任者(誰?)から,CITI という外部組織によるオンラインによる研究倫理教育研修を受講しなければならないという通知が来た。受講した教員の話によると,かなり退屈で,また時間がかかるらしい。それについては来週受講するので,そのうちコメントするかもしれない。
    確かに大学教員なんて常識が無いからこそ研究とそれに基づく教育ができるのかもしれないが,ごく一部のとんでもなく非常識な教員の不祥事によって全国のその他大勢のやや常識的な教員の貴重な時間が浪費されるというのは本末転倒である。不祥事を起こした教員を懲戒免職すれば済むことだ。事前に教育をしたって,そういう輩はどうせ同じ不祥事を起こす。本研究科では大学院入試に当たっても,「試験問題を漏洩しない」という誓約書を「事前に」提出させられる。つまり,恥ずかしくもなく,そういうことをするかもしれない人種だということを,全世界に公言しているわけだ。そういった事前措置にどんな意味があるのか。上記の教育研修も同様だ。ばっかじゃないの。