2012年2月5日日曜日

消費税と大学

消費税アップだそうだ。確かに諸外国と比べて低いらしい。また地方税が嗜好品(酒など)に課せられていないことは前に書いた。
さて,不景気になって一般国民は支出を抑えざるを得ない。金が無いからだ。しかしこれは,一部の本当に真面目に困っている家庭以外は,耐乏生活というのではないのではないだろうか。バブルの時代のことは特殊だったと自覚した上で,普通の生活を始めているのではないか。バブル時代のように,買わなくてもいいものを買わない。当たり前の普通ではないのか。最初の車検の前に新車に買い換える? 馬鹿な! と僕は30年前に思ったものだ。
では,国は支出を抑えているか。否,役人の頭の中はバブルの時代のままなのだろう。予算を獲得することしか考えていないように見える。大学内の財務でも同じだ。事務は予算を余そうという努力はしない。赤字を何とも思っていない。余ったら取り上げられる,次年度減らされる,という文部科学省あるいは財務省の悪弊が未だに大学内にあると信じている。くだらない。余す事務部署の方が優秀なのに。大臣が官僚に洗脳されているという噂をよく聞くが,大学内も事務職に太刀打ちできる教員が極めて少ない。