2013年3月3日日曜日

オルガンってすごい

マリ・クレール・アランが亡くなったようだ。あの小さめの体(に,ステージ上では見えるのだが)でものすごい演奏をするのを池袋で聴いた。古典・近代の二種類のオルガンが裏表にあるってのも驚いたが,彼女の演奏はもう何と言うか・・・何も言えないものだった。初めてのオルガンであったこともあるが,レコード(あれ?)では実感できないような圧倒的な音色であった。ところで近頃,バン・クライバーンとか深町純(あれ?)とか,中心的な存在の大物が鬼籍に入ってしまうことが多いように感ずるが,この世界に何か起こるのか,それともそういうめぐり合わせなんだろうか。