2011年12月10日土曜日

バックライト:どんどん贅沢になっていく

先日,電子メモを購入した。手のひらに乗って,タッチペンで書き込み,99 枚分のメモが保存できる。注文時に既購入者のログを見たところ,暗いとか重いといった書き込みがあったので多少心配していたが,届いてみたら,いつも使っている電子辞書程度の明るさだし,150 g 程度で,いつもポケットに入れているわけではないので十分な軽さだと感じた。何故ネガティブな書き込みが多いのかなぁと思っていた・・・
同じ週のゼミで,携帯電話の充電の話になったので,2 週間に一回と発言したところ,全員に驚かれた。皆さん,二日程度で充電が必要で,部屋にいる間は充電器に置いたままにしているとか。で,再度,あの電子メモのログを見ると,バックライトをつけると 2 日くらいで電池が無くなるので,それを無しにして 2 ヶ月くらいの寿命を確保しているらしいとの発売社情報の書き込みがあった。
そうなんだぁ! 世の中の人たちは,もっと明るい液晶画面に慣れてしまっているから,こういうネガティブな書き込みが多いのだということがわかった。あの震災後の節電云々の盛り上がりはやはり単なる言葉だけだったのではないかと実感した次第だ。日本は極端だ。節電だというと廊下の電気を昼間は消してしまって,すれ違うまで相手が確認できずに挨拶が遅れる,かと思うと,事務室や公共の場はもちろん自宅の電灯は,アメリカのそれに比べたらものすごく明るい。目の色素の関係もあるでしょうが,日本も,もっと暗い人生でもいいのではないでしょうか。アメリカの下宿が暗いと感じたのは,着いて一ヶ月程度だったですよ。