2011年10月29日土曜日

本当にそんなことしますかね

電子図書が増えてきているという。ま,僕の講義ノートなんて誰も出版してくれないから,昔からそもそも電子図書だ。印税も入らない。さて,そのリーダーの TV CM で「えっ,それってアリ?」というのを見た。タブレット様の画面に一ページが表示されている。縦書きである。さて次のページへと移ろうとしているのだろう。ページの左下に人の指が現れ,そちらからめくるのだ。これっておかしくないか。そんなことしたら左下の最後に読む部分は読めないじゃん。僕は(もちろん紙に印字された文庫本の)左上を人差し指を当ててちょこっとめくって次のページ側にその人差し指を差し込んだまま読み続け,左下に目が達したときにめくる。左手だけで読める。が,そんな行為をこのリーダーの画面上ではできないからなのだろうか。左下を読んでからめくっているのだろうか。悠長な人なんだなこの読者は・・・きっと。いや,CM が単にイメージでしか作られていないからかもしれないが,もしこのタブレットのページめくりの設定がそうなっているとしたら,ソフト屋さんの想像力が疑われるところだ。
学生さんが持ってたので,持ち運び用ハードディスク型音楽記録・再生装置を購入した。指をスライドさせて音量を調整するが,どうしても微調整ができない。曲を選ぶときにもスライド指を使うのだが,こっちはボタンも使えるので確実な選択が可能だ。ディジタル機器操作がアナログなところがすばらしいが,そのアナログな指スライドの感度を時間方向に漸増させられないだろうか。スライドさせ始めた最初は感度が悪く,少しずつしか動かないが,一周するころからは感度が良くなるようにするのだ。これだと微調整が可能になる。もう少し,老人にも便利にしてくれないものだろうか。