2011年3月14日月曜日

マグニチュード 8


3/11 の午後に,正式には? 東日本巨大地震かな? 災は東日本大震災と呼ぶようだが,これはすごかった。本当に死ぬかと思った。先週末には停電してたのでこのブログは出せなかった。
最初の 10 秒くらいは「いつものよりちょっとでかいかな?」という始まり方で,S 波で大きく揺れてもまだ椅子に座っていた。棚の時計が落ちかかっているのを見ながら「あぁ,また修理だなぁ」と思っていた途端,それに折り重なるようにさらに大きな揺れ・・・恐怖を入れると 5 分くらいはその大きな揺れが続いたように感じるほどだった。机の下にあるヘルメットをかぶって隠れたが,気分が悪くなる。本棚からは本がすべてといっていいくらい落ちてきた。机の下から見えない側は何が起こっているのかわからんが,終わってみたらキャビネットが壁の固定板を吹き飛ばして隠れた机の上にもたれかかり,机の天板がもう歪んでいた。机に感謝した。
本来はやってはいけないが,外は寒そうだったので床に積みあがった本や資料の山の下にもぐったジャケット・カーデガンを探して来て,ちょうどカバンと携帯電話もそこにあったので,それを持ってゆっくり階段を降りて(6 階から)外に出ると,ほとんどの教職員・学生は既に避難していた。あんな揺れの中で階段をよく降りられたものだと感心したものだった。
写真は,2 階の屋根から上に伸びる 3 階の床部分の隅の柱である。9 階建てである。これは・・・もう終わりです。四隅の柱がすべてこれ以上の破壊状態である。もう二度と使えない建物になってしまった。数年前に妻壁を鉄骨で補強していなければ,この 3 階部分は・・・あぁ,怖い。全体的に,この反対側にやや傾いているそうだ。
住宅街も特に何も無かったように見え,ニュースでも何も報道されないが,中がとんでもない状況なのはともかく,瓦や壁がよぉく見ると壊れている。津波地震という報道で隠れてしまっている破壊状況だ。すべて個人の家屋なので,これが見過ごされないといいのだがなぁーと心配している。