2018年11月27日火曜日

50 歳代より若い人は議論をしない

    国会もそうだが,30人くらいの教員会議でも意見交換や議論を全くしない。多分できないのだろう。どうやら,人を傷つけたくないという感性を会議にまで持ち込んだためらしい。すべてをワーキンググループ (WG) に任せるというやり方を好むが,最終決定はその会議のはずだ。しかし若い人は WG で議論したから決議をしろと言うのだ。たいていの場合の僕は WG の結論には異論があったなぁ。もはや民主主義といった「議論に基づく結論づけ」はできないらしい。昔はすごかった,何時間かかるかわからないくらい長い会議だが,議決(多数決等の投票)をしないでもものごとがすべて決まっていた。異論が出ないのは,議論したからだ。
    いまや,説明責任というのは「間違ったことをやってもいいが説明すれば OK」ということだし,議会は「執行部が官僚と共に提案していることには間違いが無いから説明を聞いた上で是とせよ」なのだなぁ。もうこの国はお終いかもしれない。