2015年12月13日日曜日

国は国民の健康を祈っているか?

    前にも書いたかもしれないが,組合から今年の医療費はこのくらいだという(警告の?)手紙が届く。今年はそれに加えて,ジェネリックにするとこのくらい負担が減るという通知が来た。勤め先の定期健診さえなければ見つからなかった病気で通院しているのであって,その病気(心臓関係の原因不明の病)をコントロールできない以上,減らす算段は無いというのにである。昨年には呼吸器にも病が見つかったぜ。さぁどうなる?
    さて,薬剤師を友人に持つ友人からの話では,ジェネリックの販売を増やした薬局に対し,政府はお小遣いをくれるらしい。つまり,ジェネリックに変更させて医療費を削減した薬局を優遇するということだ。しかしである。友人であるある有能な薬剤師の話を総合すると,ジェネリック薬品が元の薬品と完全に等価なはずはないとのこと。当然のことだが劣るわけだ。それはそうだろう。廉く作れるのだから。つまり,効能はオリジナルよりも劣るというのが,薬剤師さんたちから聞いた正直な話である。そして政府は,その効果の劣る薬を国民には推奨しているということになる。誠に立派な政府だ。片やくだらないプロジェクトに対して,某役所が膨大な無駄遣いをしながら,軽減税率にも反対し,またどうでもいい国民の健康には適当にしか対処しないわけだ。すばらしい政府だ。自慢すべき政府なんだろうなぁ。税金をこれ以上納めたくなくなるような立派な政府だ。かといって,国外で老後を過ごす自信は全く無い。どうしたらいいの?