2013年6月2日日曜日

お金持ちはケチ

毎年のようにもめるのが光熱水費の研究室分担の件だ。実験棟を共通化して今年が初めての分担になる。もめた。というよりも,ケチがまた頭を出してきた。一部の室で使用料金を取っている。その料金は,同様の施設を持っている研究所や学内他組織でも取っていることから,それを参考にして安く設定してある。同じ学科の利用では特にそうなるように設定されている。したがって,消耗品代実費に装置メインテナンスのほんの一部を加えたものを元に算定せざるを得ない。学内利用だから人件費は取れない規則だ。したがって,利用料金には光熱水費は含まれていない。
それがである。いざとなって負担の話を始めた途端,光熱水費は利用料金に含まれている「はず」だから,さらに負担する義務は無いと言い出した人たちがいるらしい。しかもその研究室は,外部資金等の研究費が潤沢にあるところだ。やはり金持ちはケチだ。で,その料金には光熱水費が含まれていないことを取りまとめの教授に伝えたところ,どうやらその教授が負担することになりそうだ。その教授も外部資金をたくさん持っているが太っ腹である。なぜそんな遠慮をする必要があるのかわからんのだが・・・金持ちにもいろいろいるようだが,概してケチだというのが大学での印象である。
で,技術部統括たちと話したのだが,このケチの研究室からの依頼には今後,光熱水費と人件費を上乗せして請求しようと考えている。