2011年11月20日日曜日

大学に金をつぎ込むこと

金をぶら下げてする研究,まさに実用化の研究,これは大学教員がやる必要が無い事業であろう。やってもいいけどね・・・本学工学部ではそうらしいんです・・・でも聞くところによると,力学の基本とか数値解析法の基礎は(土木以外では)きちんとは講義されていないらしい・・・大学は教育機関なのに・・・
企業も,大学には金をつぎ込むのではなく人を送り込み,金は自分の会社の研究部門(をちゃんと保持して)に注いで,大学で育ててもらった人をこき使って実用化する方がよっぽどいいものができるだろう。大学は人を育てる場所というのが第一義であり,研究の仕組ややり方を教える場所であって,実用物の開発の場ではないからだ。そういう基礎的な研究では,自分の道を失ったり,つまずいたりすることが多々あり得る。そこで必要なことを大学で学ぶのであると思うのだが。
しかし・・・金金金・・・・・という教員が回りにいっぱいいる・・・組織的に金集めを呼びかけてくるし・・・