2017年5月11日木曜日

我々の世代・時代に

    あの総理大臣の発言の「我々」には僕も入るのだろうか。彼を直接選んだわけでもないのだが,彼と彼の同世代人は同じ思想を持つべきなのだろうか。わからん。ま,オリンピックに言及するくらい質の低い主張だから無視すればいいかぁ。
    それにしても,「憲法」も含めて法律というのは字面で定義するのではなく,運用できる定義が並んでいるべきだという意見を,ある法学部の先生の弟さん@工学系から聞いたことがある。例えば教育無償化等の各論について「憲法」に書かなければならないのだろうか。ヨーロッパの某国の憲法はどうやらそういう性質を持っているらしいので,しょっちゅう国民投票をしているのかもしれないが,こと我が国の「憲法」でそういう各論を書くべきなのだろうか。やっぱり,よくわからない。
    大学も無償化。確かにそうしたら勉強するかな? アルバイトを二つ・サークル一つにクラブを一つなんてことのうち,少なくともアルバイトは要らなくなるから・・・あ,でもご飯を食べるために賄い付きアルバイトを好むそうだから,やっぱ,勉強時間が増えるわけでもなさそうだ。「授業料」を払わないで知識が身に付くのだろうか。とはいえ,B/C といった極端を言っているわけではない。それに,そんなに進学率を上げても,課長になれるエリート枠はそんなには無いはずだが・・・お,今 TV で,社会人の入学が増えるとか言っている専門家がいるようだ。会社がそんなことを許可するだろうか。大学の専門知識が現場で直接に役立つとは思えないのだが。あるいは大学はもっと専門学校化しなさいということだろうか。某工学部のように・・・