2016年10月8日土曜日

軍の研究費

    須藤先生@東京大学の反対の主旨はもっともであるが,工学研究のほぼすべてが軍事に利用できないわけではないことは前にも書いた通りである。米国の大学における教育・研究に軍の予算が占める割合が高いのも事実である。しかもそれは,大学側からの提案したテーマに対する配分であることは前にも述べた。米軍は当然だが,その採択したテーマのほぼすべてが実用には即時性が無いことは承知の上である。我が国の軍関連の教育(敢えて書いておく)・研究への予算配分とは全く主旨と手法が違う。それを首相らは理解せねばならないができないでいる。やはり日本の政府は相変わらず他人(米国)の表面的な真似事しかできないという低能レベルのようだ。