2016年3月27日日曜日

千年に一度あるかどうかわからないくらいの災害

    自宅前のアパートの庭で傷害事件が起こった。そんな経験は,平均的な国民一人が生涯で一度くらいは経験するのだろうか。ま,滅多にそんなことは無いだろう。5 年前の津波と同じくらいの頻度ではないのか。で,そのアパートの所有者は,そんな人に部屋を貸した責任を問われるのだろうか。怪我をした人は,そのアパート所有者を告発できるのだろうか。うぅーむ,僕は何を言いたいのだろう。
    さて,専門家も驚愕したほどの津波被災の建物をお金をかけて保存するという。当該市民への保存・撤去アンケートでは半々だった。その建物については訴訟も起こっている。どうして当該市民だけにアンケートするんだろう。例えば,将来の津波が危惧されているが,現場から遠く離れた県民に「あなたの県も税金からの一部負担をしてでも,この千年に一度起こるか起こらないかの天災(広島のような戦争による人災ではない!)による遠隔地の被災建造物を保存し続けますか。あるいは,保存されたとして,この施設をどのくらいの頻度で訪れますか。」というアンケートをとるべきではなかったのだろうか。