2016年3月19日土曜日

大学に行きたくない学生さん

    学生さんだけじゃない。僕らも大学に行きたくない朝はある。結構ある! 広義のウツと診断されることがある。しかし,ウツなら病気だから薬を飲めば治る。尊敬する大先生も複数年続いたウツをちゃんと治しておられる。しかも二度もだ。学生さんにもいたが,見事に半年で復活し,1 年遅れで大学院修士を修了した。彼女の大学院時代の姿は,つなぎを着てのコンクリート練りだった。本当に元気に復活した。
    しかし最近,親御さんとの三者面談を必要とする学生さんの場合の不登校の理由は理解がほぼ不可能だ。どこに原因があるのか。僕ら側なら簡単だ。直せばいい。学生さんに合わせた教育指導なんてのは昔は無かったが,それをしろと執行部からもきつく言われている。そしてこちらの胃には穴が開くことになる。こういった状況を一言で表現する先生もいる。子供なんだと。そうかもしれない。受験時や入学式はもちろん,卒業式にも親が来る。これも理由がわからない。大学での正式な入学式も卒業式も無かった世代だからだろうか。でも受験は楽しかったなぁ。東京周辺の受験生数名に対して担任が一人引率して(複数の使命を持っての出張だったと思うが)同じ宿で数日過ごした。修学旅行なんてのは無い高校だったから,受験が本当の修学旅行だった。呵呵。昼ごはんは宿では出なかったのか,近所の食堂に行った。100 円札を出してとても驚かれたことに驚いた。呵呵