2015年3月28日土曜日

鶴丸高校の人形

    卒業式も終えた午後,なにげなく某ネットワーク・ニュースを眺めたところ,母校の名前のついた有名な人形の名前があった。まさかね,という気持ちでクリック。なんと・・・母校の廊下や門の周辺を歩く人形の写真まである。さらにさらに驚くべきは,鹿児島の高校における企画が他県より多いことと,県立受験高校の四校のうち,我が母校が最も遅れをとっていたということである。他校はもう既に企画済みで,もちろん完売。我が母校のも四月予約開始らしいが,通常は予約完売するだとのこと。夏服と冬服が入っているという。「一体だれが買う」と尋ねる事務のお嬢さん達から,「可愛いけど,先生気持ち悪い」と言われてしまった。うぅーむ,質実剛健・不言実行なんじゃなかったかぁ! と堅いことは言わなくてもいいかぁ。

2015年3月21日土曜日

麺は一口大

    学生さんである。生協食堂でラーメンをすすっている。僕の目の前で気持ちが悪い。一旦口に入れた麺を噛み切らずに,最後まですすり続ける。汚い。TV でもときおり見る。うぅーむ。
    朝*新聞の「美しく食べる(そんなことは余計なことで,本来は,他人を不愉快にしないで食べる)」という記事では,「一口分」を噛み切らずに食べろとある。しかしである。そこに併記されているのはスパゲティの食べ方だ。もちろん,子供のようにスプーンなんか使うのはおかしいが,これこそ「すする」ことができない文化の食べ物であるから,当然のこととして「一口分」をフォークに絡めて口に突っ込む。しかし,それと和食を同じにする必要があるのか。うどん・そば・ラーメンは音を立ててすすっていいはず。なら,「一口分」にする必要があるのか。文化とマナーがチャンポンである。
    と,矛盾したようなことを書いたが,僕が思う正解は,「一口くらい」を掴んで一回くらいはすするが,それ以上は噛み切って次回に回すというものである。美しい!

2015年3月15日日曜日

ア*ル社の腕時計

    そういえば,StarTrek には時計が出てこないと思うのだが,どうだろう。日付は宇宙暦ではあるが,交代の時刻等は 24 時間制だ。腕時計をしていないのはもちろん,置時計も無いと思う。

2015年3月14日土曜日

スライドにも使って欲しくない

    ようやく,各種発表会も終わりました。これから論文に起こさないといけませんが,計算がまだ必要なんです。学生さんは旅行中・・・さて,以前にも書いた,使って欲しくない言葉とは,以下のようなものです。
    もしか・はんぱない・かぶる・よさげ(これはうちの学生さんが実際にスライドで使った)・具体は・アポイント・なにげに・パラスタ・・・思い出したのはこのくらいです。

2015年3月7日土曜日

大学は何をするところ

    朝*新聞等によれば,文系学部は無くすとか,文系では実技を教えるべきだとか,特に地方大学では理論より実技だとか,不穏な雰囲気がジワジワと広がりつつある。その理由の一つが大学進学率の増加だ。
    大学は何する場所か。基礎知識の幅が広くて適応能力の高い人を育てる場所。内田樹先生はもっと適切な言葉をお使いだったが忘れた。決して職業訓練学校ではない。ところが,少子化にも拘わらず役所は県立大学等を増産,学部新設等も際限が無いようにも見える。ということは,大学にはエリート候補(適応能力で臨機応変に他人に適切な指示ができる人という意味)ではない者がたくさん入ってきたってわけだ。先生の定員を維持し,世の中の母親を敵に回さないためには,学生定員を守らなければならないから,卒業できない学生が増えてしまった。また全学教育(つまりは教養教育)に,いい先生がいない。東大や京大の教養学部のような教育の質の維持ができない(研究はできるのだろうが)から,学生は全学教育を舐めてかかって何も身につけてこない。本は読まないから,卒論が書けない。日本語でである。英語ならもっと書けない。読めないし。
    前から主張しているのだが,もっと中学卒とか高校卒の生徒を民間企業はたくさん雇うべきではないか。大学なんか行かなくても幹部にはなれる人材がいるはずだ。だって,理科や数学・英語・国語の成績と幹部候補生の資質とは無関係だろうから。そして,大学をこれ以上増やさずに,定員割れをある程度まで許容すべきである。さもなければ,進級・進学・卒業をもっと厳しくすべきかもしれない。学期の履修科目の成績平均が 60 点台というのはどういうことか? 60点以上が合格であり成績にはそれ未満の点数は含めない。つまり 70 点以上を取った科目が皆無だということだ。面白かった科目・興味を持った科目・得意な科目(専門科目というわけではなく広く教養科目)が一つも無かったということだ。多分,趣味の世界では深く多くの知識を持った人物だろうが,それが人としての質の肥やしになっていない。趣味を持っている意味もないわけだ。もったいない。こういう人は大学にいても意味が無い。

2015年3月1日日曜日

発展・成長って,幸せって

    就職したあとであるから恥ずかしいことだが,経済学部卒業のおやじとおじに,なぜ経済は発展しなければならんのか?と聞いたことがある。答は覚えていないが,なかったような気もする。笑われたのが答だったかもしれない。ようやく内田樹先生の「戦争論」読み終えた。難しかったのでおやじに送ろう。呵呵。ところがたまたま,それにつながるようなことを TV で見た。ウルグアイの壮絶な人生を経て大統領になった人,ペペの話だ。国連でのスピーチが日本では絵本になっているようだが,読んだことはなかった。内田先生の書物に出てくる「言葉」とは,こういう類のものなんだろう。幸せとは何なんだろう。ヨルタモリが始まるので,ここでやめよう。