2015年3月21日土曜日

麺は一口大

    学生さんである。生協食堂でラーメンをすすっている。僕の目の前で気持ちが悪い。一旦口に入れた麺を噛み切らずに,最後まですすり続ける。汚い。TV でもときおり見る。うぅーむ。
    朝*新聞の「美しく食べる(そんなことは余計なことで,本来は,他人を不愉快にしないで食べる)」という記事では,「一口分」を噛み切らずに食べろとある。しかしである。そこに併記されているのはスパゲティの食べ方だ。もちろん,子供のようにスプーンなんか使うのはおかしいが,これこそ「すする」ことができない文化の食べ物であるから,当然のこととして「一口分」をフォークに絡めて口に突っ込む。しかし,それと和食を同じにする必要があるのか。うどん・そば・ラーメンは音を立ててすすっていいはず。なら,「一口分」にする必要があるのか。文化とマナーがチャンポンである。
    と,矛盾したようなことを書いたが,僕が思う正解は,「一口くらい」を掴んで一回くらいはすするが,それ以上は噛み切って次回に回すというものである。美しい!