2013年10月26日土曜日

プロの食べ物もまずいのが原則か

    ながらで TV を見ていると,タレント等も含んだ普通の人が,お店で出てきた食事に対して「おいしそぉー」と叫ぶ。食べ終わってから作ってくれた人に「ご馳走さま,おいしかった」ではないのである。まだ食べてもいない皿を見て叫ぶのである。まずかったらどうするのか,あるいは,作った人に対して失礼な発言ではないのか。客商売でまずいものを出すところがそんなにあるのだろうか。よくわからない。せいぜい「いい匂い」とか「彩りがいいね」だろう。「おいしそう」というのは予想外の感想で,「食べたらまずいかもしれないと思って入った店だが,なかなかやるな」という気持ちを表していると思うのだが。幸い僕の舌は完全なる音痴であるため,生まれてこのかた数回しかまずいものを食べたことはない。嫌いな味の食べ物を経験したことはたくさんあることはあるのだが,まずいのではなく,僕の味覚がおかしいのだろうと思う。お店ではもっと礼を尽くしてさしあげるべきではないのかなぁー。