2022年1月19日水曜日

感染予防は科学じゃないらしい

 感染症学は科学だろうが,予防はそうじゃないらしい。予防医学も同じ。だって予防しなかったときのデータが無いから検証ができない。ところがね,今回の騒ぎ。いろいろ予測した(つまり科学した)先生たちはいましたね。なぜその検証をしないのだろう。2 年前くらいから,スーパーコンピュータでのシミュレーションとかやってたけど検証はしていない。また変な折れ線がある予測も,結局どうだったかとの比較を我々素人は見たことがない。テレビ放送局が取材していないだけなのだろうか。そして,反論する感染症の専門家たちも検証とか,明確な定量的な根拠は示さない。
 僕らが知りたいのは,3 年以上前の 10 年間のインフルエンザと,生命という観点から定量的にどう違うのかだ。罹患率・死亡率などいろいろな指標があるだろう。季節性があるのかないのかも明らかにすべきだ。反論派はすぐにインフルエンザと同じと言うが,致死率などはインフルエンザの比じゃないという学者もテレビには出る。どこにも科学が無い。モデルと推論だけ。検証が無い。僕のような理論しかやらなかった者に言われたくはないだろうが,こと命に係わる。理系じゃなくても定量的なインフルエンザとの明確な比較と根拠と推論と,実施した予測の検証,これ無しでもう 2 年以上経つことにはイライラしているのではないか。人流ではなく人数だというのも根拠が無い。それを批判する方にも根拠・証拠が無い。困ったねぇー。