2016年12月28日水曜日

大学でのアカデミック・ハラスメント

    また起こったらしい。学生の文章に「稚拙だ」とコメントしたらしいが,やり方が悪かったのだろうか。稚拙なら(ま,稚拙なのは当たり前なので),その文章に赤を入れてやればいいだけだ。それが大学における教育プロセスだろう。彼らはまともに文章を書いたことはほとんど無い。なら,手本を示せばいい。
    どうせ,先生の論文や参考文献等を読んでも文章の書き方は学べなかった学生なんだからそういう状況にあるのだろう。だったらもう一言一句真っ赤にする以外には手が無い。僕も卒論は(いえ博士論文も・・・恥ずかしいっ!)真っ赤だったし,自分が書いた文章はほとんど赤線で消されていた。まだワードプロセサも無い(卒論の)時代に,青焼きのために薄い紙に鉛筆で書くのであるから,すべて最初から書き直しだ。鉛筆タコはそれは痛かったですよぉ。でもそれが当然だった。ワードプロセサが使える今の学生さんは,そういうことにも腹を立てるのだろうか。もしそうなら,大学はもう存続できない。

2016年12月24日土曜日

大学教員が一番欲しいもの

    何が欲しいかというアンケートのトップは「時間」だそうだ。一体,どうして勉強する時間が無いのだろう。学会活動で現場の声を聞いたり,研究上の情報交換は必要な時間だろう。お金集めだろうか。それはあるかもしれないが,実用的研究をしたいのなら(僕は全く興味が無いが)ある程度は仕方が無い。書類は秘書に書かせているんだろう? 僕は雇ってないが,購入伝票も出張書類も 10 分もあれば書ける(後者は最近かなり難しくなっている。出張先で誰とどんなことをしたか書かされるのである。いい加減な出張をした先輩がたくさんいたのが原因らしい。)のである。そして,僕が勉強していた頃(最近はほとんどしていないような気がする;興味を引く論文を読んでも中身が理解できないのだ)でも,朝 8 時半から夜 10 時くらいまで勤務先にいて,週 3 日は途中で 30 分くらいは水泳ができたぞ。家庭サービスの必要が僕には無いから,そこだろうか。でもそれはプライバシーだ。うぅーむ,何に時間をとられているのだろう。知りたいなぁ。で,多分,「講義」というのが一番の回答だという予想はしているのだが。実用,金,受賞,新聞・マスコミ出演・・・などなど,こっちをやめれば・・・

ディジタルからアナログへ

    昨晩 TV で武満徹氏の秋庭歌をやってた(初めて聞いた,途中まで)のだが,その解説で半音の半分を使っているとか。うむ,そう考えると,クラシカル音楽は 8 度の音階,つまりディジタルの世界に古くからいたことになる。基本周波数は次第に高く(多分),基本速度も次第に速く(多分)なってきているが,フレットの無い弦楽器でも基本は 8 度の音階とその半分である。ピアノはまさにディジタルである。武満氏でも四分の一と,まだディジタル。いや,面白いねぇ。最近レコード・プレィヤーが売れているらしい。僕も Technics の SL-? をまだ持っている。レコードはかなり捨ててしまったが,まだちょっと変わったものだけ 20 枚くらいはあるかな? 引越しのために送ったダンボールをまだ開けてない。プーになってから聞く時間は山ほどあるが・・・さて?

2016年12月11日日曜日

的は不要

    いまどきは「具体は」という表現は当たり前になってきているが,好きにはなれない。本日のある NEWS 番組でのゲスト発言に「消極だ」とか。うぅーむ。インテリも使う「的無し形容詞」はもはや国語か。

2016年12月4日日曜日

2016年12月3日土曜日

ハガキの印刷

    今年度で辞めることを年賀状でお知らせしてしまおうと思い,宛名書きについてはフリーソフトを見つけてあった。文面の方は大学生協印刷部にでも頼もうと考えていたが,先日偶然,某元役所が配っているデザインキットの存在をインターネットの記事で知った。うぅーむ,便利だ。友人に伝えたところ,以前から一年を通して使っているとのことだった。長年,コンピュータもプリンタも自宅にあったのに,宛名ではないハガキの面に印刷するということを全く思いつかなかった。やはり世代が一つ古いのであろうなぁ。デザインもとても多く,部品もいろいろあるようだ。ただ,審美的な能力に欠けているので,シンプルな情報伝達ということに専念するようにはしてみたが,文面がわからん。年賀状なんか,この 20 年で 1 回くらいしか(最後の引越しのとき)出したことのない人間にとって,絵の隙間に適切な短い文章を書くのは困難だ。式は使えないし・・・