2013年7月14日日曜日

科学・技術が好き?

    またぞろ UP である。No.489 (2013) である。「科学技術をめぐる専門用語への招待」という森村氏という方の連載である。英訳は `Terminology around Technology' だ。どうやらこの方は UP No.466 (2011) の「たかがナカグロ,されどナカグロ」by 須藤靖先生をお読みではないようだ。日本語にはあまり細かいこだわりの無い方なのであろう。あるいは須藤先生への反論か。これから連載らしい。どうやら「英語」と「工学英語」には明確な差異があるらしい。Liz はどう思うかしらん・・・おっと内輪ネタ。
    そういえば,僕の本棚にも「科学論文の英語云々」とか「科学英語論文の・・・」とか「理科系のための英文・・・」とか並んでいる。しかし,本多勝一氏のは「日本語の作文技術」だ。ジャーナリズムと理科系の日本語は同じとも読める。確かに目的は全く同じだ。なのに昨今,英語については「工学英語」のような形容詞付き語学があるのは何故? そうそう,「工学倫理」というのもある。「一般倫理」とは異なるのであろう。debate とかいう訳のわからない関門を通るのが形容詞付き倫理や英語であり,唯一解があるのが一般なのかもしれないなぁ。だがどこかおかしくないか? ま,この森本氏の連載を読んでみることにしよう。