2025年9月2日火曜日

消費期限

 しかも消費期限というのは売る側の責任回避にもなる。販売期限にしておけば,売る側の責任はその期限で規定される。それを買った消費者がその販売期限を越えて食した場合の不具合の責任は消費者がとるべきだろう。我々工学系の考え方からすれば,販売期限には安全率が必ず設定されるだろうから,例えば調理して 3 時間以内という販売期限には 1.2 倍の安全率がかかっていて,実際に不具合が生じないのはその 1.2 倍の 3.6 時間目だということだ。30 分未満なら確率 0.5% でしか不具合は生じないという保証なわけだ。そして,この安全率は公開しない。