2021年11月16日火曜日

地方国立大定員増の特例策の採用無し

 地域貢献・社会貢献は昨今の大学の役目の一つだとは思うが,一人の教員が実施している研究テーマは限られている。それが地域に貢献する分野とは限らない。地方大学だから地方の特徴を踏まえた研究をしろというのは,そもそもの設置審の条件だったのだろうか。旧帝大も,受験生がよく使う「地方」旧帝大は,世界的レベルの研究よりも「地方」に貢献すべきなのだろうか。この特例策では研究費も教員定員も増えない。大学を就職予備校にする第一歩ということか。