2020年3月10日火曜日

厚労省は確率統計は得意だったの?

    どこだったっけ,以前統計がずさんだった省庁がありましたねぇ。今回,最悪の入院者数などの予測を発表しているが,まず必要なのはさきほど書いたような現状の正確なデータだ。モデルが正しいかどうかもわからん統計的な予測なんて,国民は興味は無い。厚労省は科学の手法を知らない,あるいは明らかにしたくないのだろう。一部の天才を除いて,凡人は現状のデータを踏まえて,ちょっと過去のモデルからその現状を予測して,それがそこそこ合っていれば外挿して将来予測をする。その基本の「現状のデータ」が公表されない。あるいは,もっと厳密にいうと,検査をしていないんだから現状のデータすら示すことができない。そんな曖昧なデータから将来予測してもらっても困るのは国民側ではないのだろうかねぇー。民間には簡易キットが無くても PCR 検査できるって以前は言ってたのに,最近その主張の人たちが TV に出ないのは,とうとう封じ込まれたってこと。日本は民主主義ではなさそうだ。