2014年7月26日土曜日

研究熱心な中国の学者さんたち

    もう 10 年以上前からだと思うが,GB コードのメイルがたくさんくる。もちろん読めない。中には,悪意のある人が中国を経由してメイルするというのもあるらしい。しかしである。最近は,中国で開催される国際会議の案内が五万と来る。中国の研究者は論文をものすごい数出さないと就職できないとか。そういえば最近学生さんが読む論文では,論文集名と中身は英文でエ*社が管理するものだが,著者が中国人だと,参考文献がほとんど全部中国人になっている。最先端をやっているのであろうが,やや疑問は残る。その論文のレベルが低いものが多数あるからだ。最近読んだものの参考文献は 80% が中国語の論文だった。中国人が編集者の論文集に中国人が論文を出して,それをお互いに引用して被引用数を稼ぎ,また国際会議に外国人を招待して何らかの業績にしているのであろうか。業績稼ぎにしか見えないような不思議な傾向だ。メイルによる会議への招待もしつこいし,5 年以上前の僕の論文の題目をつけて招待しようとしているのも怪しい。もうそれは終わった業績だし,引用数もほとんど増えないし。ま,招待という言葉がつくことだけでもありがたいと思わないといけないのかもしれない。