2014年4月6日日曜日

再履修

    米国でもできるんですね。repeat classes というのだそうです。しかし,成績証明書には最初の成績と一緒に出たり,GPA には考慮しなかったり。そりゃそうでしょう。日本の大学は甘いんだな。卒業が容易ではないという教員もいるようだが,確実に日本の大学は卒業は楽でしょう。僕のように線形代数が不可(後期)でも卒業できる。呵呵。
    さて,GPA の導入については本学工学部は積極的だったと思ったのだが,大学本部がそれを推進しようとした途端,それに反対するんだとか。なんでも,その GPA の使い方・運用の仕方が悪いんだとか。工学部では,再履修で変更できるべきと主張しているとか。なんじゃそりゃ。どうも,工学部は甘いんではないだろうかと思うねぇ。
    が,そういう枝葉末節はともかく,日本の大学のように退学勧告が事実上できないシステムに GPA を導入しても,結局は何も変わらないだけなのに,そういう本質には目をつぶっている大学の体制は全く理解できませんねぇ。困ったものです。GPA が C でも卒業できるんだったら,導入しないのと全く同じです。それがわからんのかねぇ。