2013年9月14日土曜日

英語を身に付ける困難さ:その一

    国内(北国)で開催された国際会議に出た。今回は発表無し。前回の国内(中部)国際会議では発表した。ここ数年間に参加した海外(加と米)国際会議と比較してみる。ちなみに自慢。前回(中部)の国内発表の発音は褒められた。まず,海外でのネィティブによる発表は聞き易い。中身はわからなくても,言っていることは(半分くらいは)わかる。映画と同じくらいだ。我々の発表では,図表や式があるからかもしれないが。
    さて,海外経験のある教員のスピーチは,アジア各国からのスピーチ程度のストレスで聞くことができるが,その数はかなり少ない。きっと経験が少ないと思われる教員のスピーチにはイライラするのである。世界的に著名と思われる(フロアで外国人とスムーズに会話をしている)教員の一部によるスピーチも実は同様にイライラするのである。「アー」なのか動詞の `are' なのか,聞いているうちにイライラして中身に集中できない。また,発表は原稿があるだろうから一応スムーズではあるが,質疑になると同じキーワード(自分が主張したいことを代表する単語)を連呼する。文章になっていない。質問を聞き取れない(のは,僕も同じだ。半分くらいは僕はわかるが・・・)。仕事として英語を使う必要がある教員ですらそうだ。一般的にはかなり困難(もちろん個性に大きく依存するが)だろう。小学校で英語の時間に固まって泣き出しそうな子供もいると聞く。体が受け付けないのだろう。