2021年8月25日水曜日

明星大学を提訴

 みんなで話し合える講義に憧れていたそうだ。僕自身は学生として大学にいた 10 年以上の間で一度もそんな講義は無かったし,それがおかしいと思ったこともない。30 年くらい講義を受け持っていたが,学生は板書を無言で写し,終わったら質問がある学生が数名だけ一学期に数回教壇のところに来るだけで,他の学生は三々五々教室から出ていく。それが現状だった。オンラインと何ら違いは無いのだが,何が不満なんだろう。僕は板書をするから写さないといけないが,同僚の数人の教員はスライドを見せて口頭で補足しているだけで学生はそのスライドのコピーを見ながら・聴きながらぼぉーっとしているだけ。これこそオンラインと全く同じだろう。休み時間に雑談ができないことが不満なのか。それは大学じゃない所でもできて,確かにこの 2 年間はそれができないことには同情するが,そういう雑談だって無くても構わないと思うのだが。