2017年3月20日月曜日

大学の IT 対応の現状

    退職したあとの身分証が欲しいかどうかの問い合わせが来た。在職しているメンバーの身分証はこの春から IC チップ化されるので写真データをアップロードさせられたばかりである。辞めるからそんな写真データ要らないだろうと思ったが必要だと事務に言われ,作業はしておいた。そしてこの退職後身分証の問い合わせである。申請用紙に写真を貼れとあるのである。在職か否かで IC チップ化が異なるのだろうか。面倒なので要らないと回答した。大学における各種問い合わせは,縦割りなこともあって,何度も似たようなものがくるが,すぐにはその区別がわからないものもあって「これ先週出したよね?」と問うと,どうもそうではないらしいということがある。また同時に二箇所から問い合わせがある申請書には,同じ質問が並んでいたりする。年度末の学生の成績報告について,特に卒業する学生については事務が早めの作業をしたいのは理解できる。随分前は紙での報告だったが,IT 化されたあと,その締め切りが当然延びると思ったら大きな間違いで,さらに締め切りが早くなった。情報処理について人間より機械の方が時間が必要なのだろう。一体どういう情報化文化が大学内では展開されているのでしょうねぇ。