2019年3月20日水曜日

ヴは国民になじみがない

と,政府が決めるのか。グローバリゼーションとかいっていて英語教育も前倒ししている中,発音や読み方にバラェティがあることを認めてもいいのではないか。`r' と `l' の違いのように発音の区別が難しいものでもない。そういえば日本の表記はチャンポンが多いような気がする。例を思い出せないが,最近も聞いた同じ国の著名人の名前が原語読みだったり日本語読みだったりするような印象がある。かつては「とうしょうへい」だったのが「どんしゃぉぴん」になったが,そうでない名前も相変わらずあるような気がする。新聞にある「ジョルダン」は英語読みだから原語読み(じゃないのかな?)の「ヨルダン」になるのは当然で,それと「ヴ」の排除とは思想が同じではない。また「ヴ」が国内に広く定着していないという印象は全く無いが,もしそうなら,英語教育がきちんとしていないことが理由ではないのか。昔の福田首相は「薬缶」をちゃんと発音できたらしいが,今やだれもそういう発音はしない。しかし「ヴ」はそこまで難しい発音でもない。