2015年6月28日日曜日

首尾一貫していない

    つまみ食いで改革をしている日本の大学。Qualifying Exam. も猿真似で趣旨が異なる。わが社の共通試験でも表彰とか・・・あぁーあ,何を考えているんだか。成績至上主義を大学で率先してどうなる。要は人柄。と,僕のような柄の悪い人間が言っても仕方が無いのではあるが。要領のいい人間が出世するのも世の慣わしではないのか。努力は報われるとか,奇怪な主張がよくわからない。

2015年6月20日土曜日

大学入試改悪

    そもそも,あのくだらない・意味の無い・何の評価もしていない共通試験(センター試験)が要らないのではあるが・・・
    さて,ものの考え方・解決の仕方は,大学で初めて,いや,卒論で初めて経験する,いや,初めて実行できるようになるのではないのか。一般的な問題を,高校までの知識でぼぉーっといくら考えても,現実的な解決法の基礎すら知らないわけだが,それを評価できるというのか。まず必要なのは使える知識を頭の引き出しに入れておくこと,詰め込むことだ。使えるかどうかが大学卒業までに評価されるわけだ。まず必要なのは知識である。知識を応用できる高校生は 100 年に一人であって,それに対応した入試にすべきではない。

2015年6月13日土曜日

大学は就職のための専門学校か

    うぅーむ,文系学部を整理するとか。うぅーむ,君が代を卒業式で歌えとか。その他ここには書けないようなことも含め,現政権はどこかおかしい・・・ということを自由に言えて・主張して・学問して・人を育てる場所が大学だったのだが,もうそういう時代ではないらしい。高校に出前授業をしても,どこに就職できるのかとかいった質問だ。入学した学生が基本的に優先しているのは,順に,アルバイト・部活(趣味)・就活・友人との付き合い・食事・風呂・授業・読書・研究・・・となるのではないかと思える昨今だ。徹夜する学生さんなんていない。週末も研究室は空っぽだ。昔の年度末の研究室の雰囲気はもう一切無い。
    大学の数学がとんでもなく難しいというのが普通だった。ほぼ何も教えてくれないというのも常識だった。今そんなことをすると駄目らしい。理解できないのは,学生さんの実力や努力不足が原因なのではなく,教える教員が悪いらしい。大学院の学生さんに抽象的な宿題を出しているが,深い考察は全くしようとしない。できないはずはないのだが。