2014年8月6日水曜日

ニュースキャスターの先入観

    不愉快になることが多い。例えば災害が起きたとする。ヘリコプターからの映像を見ながら専門家と(電話かな?)リアルタイムで話をしている。専門家が言っていることをほとんど理解できない。それだけならいい。勉強していないだけだ。しかし,専門家への質問や言っていることが,ある結論に向かった,バイアスがかかったものであることが多い。先入観というのはあくまでも公平に捉えた批判であるが,実際には,ある目標の結論に結び付けたいのではないかと思われる質問しかできていない。最近の,友人を殺した若い女性とその家族の行動についての,専門家への質問も同じだ。ニュースが事実を伝えるのではなく,一つのショーとして,ある好奇心まみれの結論に結びつけるような方向のフィクションを伝える場になっているように感じる。