常に必要なものは所持すること。自宅と研究室の鍵は常に身に付けていた。しかし,携帯電話・免許証・自動車のキー・健康保険証・通帳などは部屋に置いてあった。これを全部,毎日身に付けるのか。よくわからない。今思い出しても,安全マニュアルに,被災後には戻るなという文言があったかどうかはわからない。玄関前に全員で避難したあと,みんなで話し合って,必要なものを取りに部屋に戻った。その 5 分間に余震があって死んだとしても,その責任は本人が負うべきもので,組織が負うべきものとは考えていなかった。数週後のサルベージの突入も個人の責任で入った。